総合整体FUJIの藤原です。
本日のテーマは
アレルギー体質について
まずアレルギーとは何か?
リンパ球と花粉などアレルギー物質との反応のことです。
これらが反応することにより、アレルギー物質を体外に排泄していきます。(※排泄→くしゃみ・蕁麻疹・咳などなど)
なので、アレルギーの症状が不快だからといって
この反応を停止させることを目標としてしまうと、排出作用を止めることになるので
身体全体で考えると不正解ということになります。
つまり、ステロイドなど薬を使うと、一時的にアレルギー反応は抑えることが出来ますが
異物・アレルギー物質を排泄することが出来なくなるので、長期的にみると身体は他の不調を作ってしまうことになります。
皮膚の発疹を抑えると、気管支喘息になったりと症状が移り変わるだけで、根本的な身体の強さを得ることは出来なくなってしまいます。
こういった症状のいたちごっこのことを
アレルギーマーチと呼びます。
基本的に、アレルギー体質の人は、リンパ球人間です。
つまり、身体にリンパ球が多い人のことです。
リンパ球は身体を異物から守る働きのあるものです。
リンパ球の働き自体はポジティブなのですが
この働きが強くなりすぎるとストレスや過剰なアレルギー物質により、アレルギー反応が現れてしまいます。
寒暖差ストレスで急に身体が痒くなったりするのも、アレルギー反応の一つです。
こういったアレルギー反応の本当の治癒は
このアレルギー反応を乗り越えたところにあるのですが
どうしても我慢出来ずに薬を用いてしまい、アレルギーマーチを引き起こすという流れになってしまっています。
最近のお子さんの多くは、アトピー性皮膚炎になる方が多いです。
これは、飽食により副交感神経優位に身体が傾いているからと言われています。
リンパ球は副交感神経支配なので、飽食による副交感神経優位はよりリンパ球を増やしてしまいます。リンパ球人間の完成です。
昔は、食べるものが不十分のため、身体は交感神経優位になっていたので、リンパ球人間が出来にくかったのです。
飽食以外にもリンパ球人間を助長させることがあります。
それは、大気汚染です。
副交感神経は異物排泄現象を支配しているので、汚染物質をも身体から排泄しようとします。
なので、飽食による副交感神経優位の身体にPM2.5や排気ガスと花粉が体内に入り込むと
更なる副交感神経優位を助長させ、スーパーリンパ球人間の完成です。
過保護
甘い物食べすぎ
運動不足
排気ガス
建材からでる有機溶剤の吸入
農薬
上記の要因も副交感神経過剰を増長させ、リンパ球人間をより確固たるものにしてしまいます。
副交感神経過剰になると
ストレスに対して過剰反応しやすい体質に繋がり、それが最近色々なことに過敏過ぎる人が増えている要因の一つと考えられます。
アレルギー体質を変えていくには
なるべくアレルギー物質を避け、過度な精神ストレスを少なくし
徐々に交感神経刺激を身体に加えていくことで身体を正常化していくことです。
乾布摩擦
屋外運動
日光浴
紫外線を浴びることは、副交感神経過剰体質を改善する良い方法なので、空気の綺麗な田舎や山で遊ぶこと、その中で理想はたくさんの人と関わって、身体を逞しくしていくためには大事なことです。
携帯・タブレットばかり見て、外遊びをせず、乱れた食生活、アレルギー体質治療のため薬を服用し、綺麗な空気を吸わず、人と関わらない生活をしていては、スーパーリンパ球人間からの脱却はないということですね。
改善できることから一つ一つ取り組んでいくことが大切です。
今まで述べてきた問題プラス原始反射の残存(特に恐怖麻痺反射)も免疫・自律神経の乱れを引き起こすので、最近は本当に色々なことが原因で免疫機能は低下しているので、とても厄介なことだなと感じています。
隠れ社会問題です。
ある程度強く逞しい身体がないと、大人になって「やりたいこと・好きなこと・好きな仕事・勉強」をする体力がつかないので、将来の日本のためにも良くないですからね。
文明の利器(薬や医療技術、インターネットやタブレット、AIなど)が整えば整うほど、人間は昔まで当たり前だったことをやらなくなります。
知識や情報の質などはもう人間はAIに勝てなくなるので、当たり前の生活を自制する力を養うことが意外と一番大事だったりするのかもしれません。
総合整体FUJIでは
といったお子さんの成長を促進する施術から
ロルフィングという
身体の不調を調える施術などを行っております。
注※原始反射統合施術とロルフィングは全くの別物です