両生類反射とは?

総合整体FUJIの藤原です

 

今日のテーマは

 

両生類反射とは?

 

について、、、

 

両生類反射は

 

生後4ヶ月頃から出現する※生涯反射です。 ※生涯出現し続ける反射のこと

 

どのような反応かというと

 

骨盤の片側を持ち上げると自動的に

同側の脚(時に、腕も)が這う動作のように曲がってきます。

Amphibian Reflex — Blomberg Rhythmic Movement Training
右側の骨盤を天井側へ引き上げると 脚が曲がってくる

 

両生類反射はうつ伏せになることにより、活性化されていきます。

 

また

両生類反射の出現にはATNR(非対称性緊張性頸部反射)

https://www.instagram.com/p/CPsZz_WpwGc/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

https://www.instagram.com/p/B8P-5F_BgKQ/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

がある程度統合されていることが重要となります。

 

というのは

ATNRが生後4ヶ月でも強く残存したままだと

うつ伏せになった際に首が回旋しただけで

自動的に腕と脚が写真のように動いてしまうため、両生類反射の邪魔になってしまいます。

Asymmetrical tonic neck reflex - Wikipedia
ATNR→首が左を向いたら、左腕は伸びる、右腕は曲がる 右脚は曲がるという自動反応が起きる

 

 

ハイハイをする前には

必ずこの両生類反射の出現が必要になります。

 

この反射は、脚を曲げたり、両手・両膝を使って立ち上がるのに必要なのです。

 

この反射がきちんと出現せずに身体だけ成長してしまうと

 

・下肢の協調性が低下(脚を使うような運動がぎこちない)

・下肢の緊張が強すぎて、疲れやすい

・脳梁の成長が生じにくく、マルチタスクが苦手

・そのため創造性が欠落しやすい

 

などといった症状が起きることがあります。

 

 

・這う

・クロスクロールhttps://www.youtube.com/watch?v=u6jiONDwANM

といった動作が苦手になるので、大人の方でもこの2つの動作がスムーズに出来ない人

両生類反射の未統合が疑われます。

 

ATNRも残存している可能性が高い

 

下半身の協調運動が苦手・脚の筋肉の緊張が強い

 

歩き方・スキップ・ランニングのフォームがぎこちない

 

上記の症状が当てはまる方はおそらく両生類反射の統合が不十分です。

 

乳幼児期には、未統合・統合に関わらず

スクーターボードで這わせたり・シンプルにハイハイさせることが重要なので上手く促してみると良いでしょう。

Gross Motor | Scooter Board for Therapy & Special Needs – SenseToys

 

 

総合整体FUJIでは

原始反射統合アプローチ

といったお子さんの成長を促進する施術から

ロルフィングという

身体の不調を調える施術などを行っております。

注※原始反射統合施術とロルフィングは全くの別物です

 

外部リンク

京都嵯峨嵐山にある平成院(子供向け書道教室)