総合整体FUJIの藤原です。
今日のテーマは
療育だけじゃ上手くいかない理由
発達に一定の遅れが見られるお子さんの多くは療育に行きます。
そこでセラピストのリハビリを受けたりして、色々な運動をしたり訓練をすると思います。
もちろん色々なことを考えてリハビリをされているので、素晴らしいことだと思うのですが
個人的には決定的に欠けていることがあります。
それは
無意識レベルのトラウマや
無意識レベルの反射による弊害
に対するアプローチを行うすべが少ないことです。
発達に一定の遅れがある方のほとんどが胎児期や出産時に何かしらのトラブルがあります。
へその緒が首に絡まる
へその緒の捻じれによる栄養不足から低体重
切迫流産・切迫早産のリスクがあった
妊娠高血圧症やHELLP症候群など妊婦の生命リスク
頭が大きかったことにより吸引分娩
鉗子分娩
クリステレス胎児圧出法
胎児心拍異常
妊婦の過度な精神ストレスなど・・・
なぜか医療やリハビリの世界では
こういったトラブルを自我がない時の出来事だからとあまり気にしていない?印象(私の偏見?)なのですが
これはかなり発達・発育・その後の成長・人格形成に大きな影響を与えると私は考えています。
考えているというか、そうであると断定しています。
そして、これはきちんとアプローチ対象にする必要があると考えています。
なぜか?
これは、いわゆる
PTSD
と一緒と考えています。
大人になってとてつもないストレスを経験すると、自律神経がおかしくなりますよね?
過剰な仕事のストレス、いじめ・ストーカー被害など壮絶な出来事により、身体はおかしくなります。
人間の凄いことろは、一定以上のストレス経験すると人はその記憶をある程度書き換えたり、どこかに隠したりします。
どういうことか?
実話の例を基に説明していきます。
車の運転による大事故を起こした方がいました。
あっ!危ない!と思った瞬間には、もう記憶は無く、次に目覚めたときは病院のベッドでした。
奇跡的に日常生活の障害はなく、それなりの怪我のみで済んだのですが、それ以降も、事故のまさにその瞬間の記憶は戻りませんでした。
つまり
ぶつかった瞬間、頭をぶつけたその瞬間の記憶はわからないまま。
例えば、私達が人から殴られたとしましょう。
殴った人がボクサーなど格闘家でもない限り、意識はあるので殴られた痛みのその瞬間の記憶はありますよね。
どこを殴られたとか、どっちの手で殴られたとか、どうやって防御しようとしたかとか鮮明に覚えているはずです。
感情面でも同じく、殴られる直前の恐怖とか殴られた後の怒りなどなど、覚えているでしょう。
それは、その出来事が脳や身体からしたらそこまでのトラウマじゃないからです。
しかし、車の大事故はそうはいきません。
脳や身体からすると忘れたい記憶になります。
大トラウマです。
すると、人の身体は生物的な防御反応でその記憶を忘れて、身体のどこかに隠してしまいます。
それは脳の奥深くかもしれないし、身体のどこか内臓だったりすることもあります。
で、何が言いたいかというと
その大事故した人が私の施術を受けにきて
トラウマワーク(トラウマに対する治療法、記憶の隠し場所の開放施術みたいなもの)を定期的に受けたことにより、ある時、事故のその瞬間を思い出したのです。
左の額をハンドルにぶつけて、凄い衝撃だったし、恐怖だったと・・・
事故はもう10年以上前のことでしたが、その際に涙されていました。
もう閉じ込めておく必要のない昔のトラウマを開放してあげることで、事故後から続いていた余計な身体の緊張や不調も緩和していきました。
ここでようやく、話を発達にお悩みのあるお子さんに戻すと、、、
そういったお子さんの胎児期や出産時のトラウマ・大事故は本人が覚えていなくても
しっかりと身体のどこかにその記憶を隠してしまっているのです。
これでは、常に身体は無意識に緊張してしまい、日常生活や成長の足かせになってしまいます。
見えない足かせをつけたまま、療育などの訓練を受けても無駄ではありませんが、非効率な気がしてきませんか?
意識的な部分のアプローチだけでは必ず限界がきます。
なぜなら原因は
無意識レベル・自我がない時のトラウマが原因だからです。
そこを見ずに、意識的に苦手な運動をしたり、苦手な発音の練習をしたり、苦手な感覚の練習をしても吸収率は低くなってしまう傾向にあります。
こういった理由で
私は
無意識レベルの原始反射へのアプローチや
胎児期・出産時のトラウマへのアプローチ
を色々試行錯誤・研究しながらお子さんの成長・発達のサポートを行っております。
勝手な推測ですが、これから子供の数は更に減るとは思いますが、発達にお悩みを抱えるお子さんの数は減ることはないと思っています。
なので、こういった一般的にはアブノーマルな考えが少しでも正しく浸透して、良く言えばパラダイムシフトが起きていく世の中になればいいと思って活動しています。
もちろん出会う方全てを快方させる力は私にはまだありませんが
私と出会ったことで180度変わるお子さんがいることも事実なので、そういったお子さんと少しでも多くご縁を繋いで、楽に生きてもらいたいと願っています。
かつ、自分以外の施術家でこの技術が用いれる人が増えていき、正確に情報が伝わっていき、発達でお悩みの親御さんの安心へと繋がることを。
総合整体FUJIでは
といったお子さんの成長を促進する施術から
ロルフィングという
身体の不調を調える施術などを行っております。
注※原始反射統合施術とロルフィングは全くの別物です
外部リンク