こんにちは
総合整体FUJIの藤原裕一郎です。
今日のテーマは移動性精巣について
移動性精巣とは
睾丸が袋まで降りた状態で固定されない状態のこと。
つまり、
袋の中で睾丸を触れることが出来たり、出来なかったりします。
胎児の時は、睾丸はお腹の中にあるのですが、成長と共に袋の方へ下降してきます。
一般的には生後6ヶ月までには睾丸は自然降下して、そのまま袋の中に留まります。
しかし、
時に1歳を過ぎても睾丸がしっかりと袋の中で触れれないお子さんがいます。
お風呂など暖かくなると降りてくるけど、普段はなかなか触れることが出来ない。
右側は触れれるけど、左がイマイチはっきり触れることが出来ないなどなど
この原因の一つに精巣挙筋反射があります。
精巣挙筋反射とは、
太ももの内側を刺激すると睾丸が上方に移動する反射です。
移動性精巣のお子さんは、この反射が過敏である場合があります。


実際に、
3歳児でこのまま睾丸が下がらないなら手術をしようと提案されていたクライアントさんが、
この精巣挙筋反射の過敏が見られていました。
この過敏になっている反射を抑制する施術を行ったところ
月1の施術を5回程行ったことで明らかに睾丸が下がってきました。
確かに手術で無理矢理に睾丸が上がらないようにすることもそこまでリスクのあるものではないので、下がればどちらでも良いと思う方もいるかもしれません。
しかし、原因が反射にあるのに
そこにアプローチをせず無理に睾丸を下げるようなやり方は私にとっては暴力的に思えるのであります。
なるべく手術は避けたいという移動性精巣のお子さんをお持ちの親御さんは、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
総合整体FUJIでは
といったお子さんの成長を促進する施術から
ロルフィングという
身体の不調を調える施術などを行っております。
本も出版しております!
外部リンク
発達アドバイザー 藤原裕一郎