総合整体FUJIの藤原です
今日のテーマは
耳鼻科・歯科と発達障害
発達にお悩みのあるお子さんでよく聞く事例があります。
それは
耳鼻科や歯科へ怖がる我が子を無理やり連れていった後、成長の調子が良くないというご報告
症状は十人十色ですが、
・偏食が強くなる
・感情の起伏が激しくなる
・発語が少なくなる(特に言語発達遅滞の方)
・過剰に怖がりになる(人・物・事に対して)
・感覚過敏が悪化する
などといったことがよく聞かれます。
これがどういう機序で起きる可能性が高いか
また、どう解決するかについて記載していきます。
まずは、全ての発達障害のお子さんがこうなるのか?
答えは、NOです。
原始反射の残っている種類によって異なるため、全てのお子さんが耳鼻科・歯科後に症状が強くなることはありません。
※まず通院することに何も恐れを感じていない子は問題なし。このテーマは気にする必要ありません。
症状が出やすいお子さんは
恐怖麻痺反射https://www.instagram.com/p/CPDLJnhJ04a/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
https://www.instagram.com/p/ByAWDDTB4z7/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
モロー反射https://www.instagram.com/p/Bw4HV8kHyBY/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
が残っている方がなりやすいです。※残存程度にもよるので、全ての方ではありませんが、、、
それぞれの反射の詳細は上記リンク先にありますが
簡単に言うとこの2つの反射は
無意識レベルのストレスが高くなりやすいという特徴があります。
ただでさえ、無意識レベルのストレスが高いのに
歯科医・耳鼻科という定型発達のお子さんでも怖くてストレスを受けやすい場所に行くと
無意識ストレス✕意識ストレス=トラウマ
の方程式が完成してしまいます。
こうなると、脳内は大火事が起きているのと同じ、常に興奮状態になってしまいます。
そうすると、今まで出来ていたことが急に出来なくなったり、パフォーマンスが劇的に落ちてしまうのです。
例えば
①偏食が強くなる
味覚過敏とも言い換えれますが、
反射が残っていると脳の一部である味覚野や口・舌の感覚中枢に何かしらのエラーが出やすく、さらなる医院ストレスにより、それらの機能がより低下してしまう。
②言語発達がより遅れる
恐怖の感情を司る扁桃体が医院ストレスを感じることで、暴走してしまいます。
ざっくりの位置関係で、扁桃体と口・舌の感覚・運動中枢と言語野は近くにあるため、扁桃体の火事がそれぞれの部位にまで引火してしまい、発語の成長を止めてしまいます。
というように
医院ストレスが脳の様々の部位に悪影響を及ぼしてしまい、成長スピードが遅くなってしまうのです。
要は
恐怖麻痺反射・モロー反射という火事が起きている状態で歯科・耳鼻科という油を注いでしまったということ。

簡単に出来る対策としては
まずは、医院のストレスと似たようなストレスはなるべく与えないようにすること
なぜなら、ただでさえ、脳内で火事が起きているのに、より燃えたぎらせることになるから。
次に
どのような方法でもよいのでリラックスさせること
脳内の興奮を落としたいので、落ち着かせることが重要です。
マッサージ、緩やかな音楽を聞かせるなどそのお子さんが落ち着くような方法を見つけて、それを行うこと。
興奮するような刺激はなるべく与えないほうが良いです。
興奮するような刺激とは
・大人が執拗以上に怒る
・医者を想起させるような知らない人と出会う
・触れられたら嫌な部位を無理に触る ※歯医者後は、口周り触られるのを嫌がる子がいる
・動画などずっと過剰・常習的に見る
などなど
とりあえず、プラスにもマイナスにも脳が興奮してそうな行動はなるべく控えるのがオススメです。
総合整体FUJIでは
といったお子さんの成長を促進する施術から
ロルフィングという
身体の不調を調える施術などを行っております。
注※原始反射統合施術とロルフィングは全くの別物です
外部リンク