総合整体FUJIの藤原です。
今日のテーマは
子供の発達障がいの裏にある親の原始反射残存
発達にお悩みのあるお子さんへの施術をさせて頂くにつれて、少しずつ自分の中でのデータ、平均、傾向みたいなものがわかるようになってきます。
もちろん、それは私が関わる中での傾向ですので
医学的・科学的なものではないということを念頭に置いて頂きたいのですが、、、
親御さんのどちらかに、原始反射の残存が見られる場合で
かつ、
出産時や妊娠時に大きなストレスが加わった際にお子さんの原始反射残存の程度がより上がり、
生活に支障を及ぼすくらいの悩み事になるケースが多いと感じています。
原始反射が残っている親御さんは
なんやかんやで社会生活を送れるくらいの程度の方が多い印象です。
なんか周りと違うなぁ、弱冠しんどいなぁ、みたいな感じの方。
具体的には左右盲(右左が咄嗟にわからない)
マルチタスクが苦手
びっくりするくらい運動音痴
滑舌不良
物忘れが多い
感情コントロールが苦手
煩雑な思考が止まらない
人付き合いが苦手
などなどそれぞれの方に特徴がありますが、
それでも気合と根性と昭和という時代の雰囲気により社会人としては頑張ってこれた方が多いです。
そして、そういった方(男性側だけ、女性側だけ、もしくは両方とも)の
お子さんが胎児期の際に、
命に関わるようなトラブルに見舞われたり
妊婦さんが必要以上の肉体的もしくは精神的ストレスに見舞われたりすることにより
親からの遺伝要因に加えてアクシデントが重なるため
より強い原始反射の残り方になっているのではと私の経験上のデータとして考えています。
そのアクシデントがより重度であればあるほど
いわゆる自閉症や知的障害などの診断がはっきりと下っているのではないかと。
もちろん、すごく簡単に(といか適当に?いい加減に?)きちんと子供を見ずに、医者が自閉症や発達障害と診断をしているケースもみます。実際はそうでもないお子さんも一定数いるのも事実。
医者がテキトーな場合もあるし、精神薬を処方したい利益重視な要素が強い地域もあるみたいです。
もちろん、きちんと診断をして、きちんとした理由で処方する方もいてますが、そういった雑なケースもあるのは事実です。
誰が良い悪いとかではなく
医者や医療は全知全能じゃないということを我々がもっと知る必要があると思ってます。
話を元に戻します。
親の原始反射×胎児期のトラブルがお子さんの様々な症状に繋がっているという話をしてきました。
親御さんに原始反射残存がある場合、一つ厄介になるケースがあります。
それは、うまくいかない育児・子育てに対する親御さんのメンタルコントロール。
原始反射が残ったまま大人になると、やはり平均的な発達をしてきた大人よりは、ストレス耐性が低くなることが多いです。
要は、親も感覚過敏なので、ちょっとしたことでイライラしやすい
不安になりやすい
考えすぎて心が病みやすい
拘りが強すぎるが故に、育児子育てに対しても何かしらの執着がある
などなど
これの何がまずいかというと
親のメンタルが不安定だと、漏れなくお子さんのメンタルも相乗的に不安定になります。
それは正常発達のお子さんでもそうなります。(おそらくみなさん、こんなこと言われなくてもわかってる人がほとんどかと。)
正常発達の方でもそうなら、原始反射残存があるお子さんの場合はより不安定さが増します。
不安定さが増すということは、それだけストレスが強くなるということ。
ストレスが強くなるということは、交感神経が過剰に働いてしまうということ。
交感神経が過剰に働くということは、常に神経がピリピリしているということ。
そうすると副交感神経が働かず、リラックスする機会が圧倒的に少なくなってしまい、脳神経の成長を妨げてしまいます。親の在り方が、子供の脳の成長を邪魔するということです。
なぜか?
筋トレでもそうですが、鍛えまくった(交感神経過剰)後に、きちんと休む(副交感神経優位)にすることで、筋肉が発達します。
脳もそれと同じで、新しい作業・学習・言葉・環境という名のストレスを加え脳神経を興奮させた後に
きちんとリラックスすることで脳の成長を促進させると考えています。
私はよく脳の成長に必要な神経の興奮・リラックスをジェットコースターに例えるのですが、
ガタゴトガトゴトと、コースターが登っていくことを交感神経
キャー!と下降していくことが副交感神経

当たり前ですが、登ったらその分だけ下りてこないとジェットコースターから降車出来ないですよね。
交感神経も登ったら、その分だけ副交感神経で下りてこないといけない。
でも、反射残存のお子さんは、登るスピードは早いけど、下るスピードが遅いし、かつ下りきらない。
それに加えて、原始反射残存の親御さんのストレスフルな在り方により、子供ジェットコースターはどんどん上昇してしまう。
下りきれないジェット脳ースターになってしまう。
寝ている時ですら、下りきれない。
原始反射の残存が強いと
見た目では休んでるようでも脳神経自体は常に興奮状態で
寝ている時でも神経が興奮してしまいやすいのです。
お悩みのレベルが高ければ高いほど、こういったケースが散見されるので
改善に向かうためには
親御さんのメンタル安定(場合によっては原始反射統合)
お子さんの原始反射統合
環境要因(学校、夫婦仲、両親共に子供の理解を高めることなどの家庭環境、住居環境、子供の能力に適した教育、周りのサポートなど)
の三位一体が必須です。
軽度の場合は、お子さんの施術だけで解決するのですが
それ以上になってくるとこの三位一体が揃ってこないと、ジェット脳スターのサイクルから降車しずらくなってしまいます。
もちろん理想は、私の施術で全てスッキリ解決できればいいので脳の勉強をしたり、治療技術や精神力を高めるために鍛錬しております。
しかし、まだまだ人の身体は謎が多く私自身の経験も足りないので、ご家族の協力無しでは解決できないケースも多いということです。
ご縁があって関わらせて頂いた方には、なるべくより根源的なところの問題をお伝えして、無闇矢鱈に不安を煽ること無く、現実を総合的客観的に評価しその中で光が見える方向にサポート出来ればなと日々研鑽しております。
総合整体FUJIでは
といったお子さんの成長を促進する施術から
ロルフィングという
身体の不調を調える施術などを行っております。
外部リンク