こんにちは
総合整体FUJIの藤原です。
今日のテーマは
読み書きが苦手なお子さん
について
「読み書き」をするのにまず最低限必要なのは
長時間座れること
腕を曲げている状態で居続けれること
が前程になります。
まず「長時間座る」に関して、これを阻害する要因となるのは
対称性緊張性頸部反射(STNR)
という反射が関係しています。
これは
この写真のように
うつ伏せで顎を上げると、脚は曲がり
反対に
顎を下げると、脚が伸びてくる反応のこと
正常だと、この反応は1歳以降には出現しなくなるのですが
1歳以降も消えずに残っているお子さんもいらっしゃいます。
残っていると、長時間座る姿勢により常にSTNRの反射スイッチがONになってしまいます。
脚が曲がっているので、反射的に腕は伸びてきますので
本を読んだり、字を書いたりする姿勢を行うには不利です。
次に
「腕を曲げている状態で居続けれること」に関して、これを阻害するものは
引き起こし反射という反射が挙げられます。
引き起こし反射とは
写真のように、仰向けに寝ている赤ちゃんの腕を引っ張ると反射的に腕と脚が曲がりながら起き上がってくるという反応です。
この反射は、生後半年以降は出現しないのが正常です。
しかし、この反射が消えずに残っていると座っている姿勢の際に
肘を長時間曲げ続けていることが辛くなります。
要は、本来反射が出ずにじっと姿勢をキープしていたいのに、反射行動が自ずと出てしまうため新駅的に疲労してしまうのです。
脳からすると、じっと座って本を読みたい!と思っているのに
反射がそれを邪魔してくるのでたまったものではありません。
こんな状態では、読み書きどころではなくなりますよね。
反射が残っているために読み書きが困難になっているのです。
つまり、その反射を抑制させることが出来れば、問題は解決します。
そんなこと可能なのか??
答えは、
YES!!
原始反射統合施術というものがあります。
この技術は、北米で広まり始めている技術なのでまだ日本では馴染みはないと思いますが、非常に有効なテクニックです。
施術自体も、とても軽いタッチで頭を触ったり、反射チェックのための刺激を加えるだけなのでどの年齢のお子さんにも安心して受けて頂いております。
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