原始反射残存!!大人になっても残ったままだとどうなるの?

総合整体FUJIの藤原です

 

今日のテーマは

原始反射残存!!大人になっても残ったままだとどうなるの?

 

 

よく聞かれるご質問に

 

子供の頃に統合しなかった原始反射が

残ったまま大人になっている人はいるのですか?

 

残ったまま大人になったとしたらどうなるんですか?

 

というものがあります。

 

答えは

 

大人になっても原始反射が残っている人はいます。

(しかも、結構な数いる)

 

残ったまま大人になると

残存している反射によるが生き辛さがある人が多い。

 

 

子供の頃に残ったままになった原始反射は

基本的に特別なことを何もしなければ

勝手に統合することはない可能性が高いです。

 

もちろん

遺伝的にただただ統合するタイミングが平均より遅い

というお子さんもいらっしゃるので、全員がそうではないのですが、、、

 

しかし

妊娠時・出産時などに大きなトラブル

を経験してしまったお子さんの場合は、かなりの確率で

原始反射は残ったまま、大人になってしまいます。

 

多くの場合

大きなトラブル(特に生命に関わるもの)を経験してしまうと

 

恐怖麻痺反射

 

モロー反射

 

が残存してしまい

その結果、、、

情動・感情面に関わる問題が起きるので

そのまま大人になると厄介なことになってしまいます。

 

大人で上記2つの原始反射が残存している方の例を挙げていきます。

 

衝動性パターン

子供の頃から

やってはいけないようなことをどうしてもしたくなってしまう

言ってはいけないことを言ってしまう傾向があり

大人になり少しそれを制御できるようにはなってきたが

でも未だに突発的に

そういった衝動性に駆られ、上記行動をしてしまうことがあり、

周りから嫌がられる。

 

感情パターン

日常のちょっとしたことに対して

怒り・悲しみ・不安などネガティブな感情に振り回されてしまい

制御できない。

普段からも思考がそれらで一杯になり気が休まらない。

 

感覚過敏パターン

音・閉所・人混み・過度な光が苦手

仕事をしていても

色々な人から話しかけられると情報が取れなくなったり、

人がたくさんの場で仕事が集中できない、

パソコンなどのスクリーンからの光量で目がチカチカする、

満員電車が無理で吐きそうになる

仕事に支障が出るので、精神薬を服用するようになる。

一時的には、効果があるが長期服用すると、副作用で身体がおかしくなるので、服用を続けれない。でも、続けるしかない。

 

過緊張パターン

常に何かに緊張している。自分でも謎なくらい警戒心が強い。怖がり。

そのためいつも疲れているし

大したことをしてなくても肩凝り・頭痛が酷い

 

上記要素が複雑に混ざったパターン

特にイジメられたとかはないのにも関わらず不登校になってしまい、

社会への参加を閉ざしてしまう

 

などといった例があります。

 

 

こういった大人のクライアントさんも一定数いて

皆さんに幼少期からのお話を聞くと、よく諦めずに生きてきたなぁ。

辛かっただろうなぁと感じます。

もちろん

そういった方はそんな苦しい経験をしたからこそわかる人の痛みとか共感できる優しさとかを得れるので、

無駄な経験ではないと思いますが

なるべくは辛さを回避した人生を歩めるほうが良いかなと思います。

 

お子さんの将来・人生を楽に生きやすく促すためにも

原始反射残存があるお子さんは

早めにアプローチ・ご自宅での対応をすることがオススメです。

 

総合整体FUJIでは

原始反射統合アプローチ

といったお子さんの成長を促進する施術から

ロルフィングという

身体の不調を調える施術などを行っております。

注※原始反射統合施術とロルフィングは全くの別物です